ちょうど昨年の今頃、世界遺産である厳島神社が有名な広島県宮島に観光に行ってきました。景色にグルメに大満足だった旅行。
広島県で一番の観光地として知られる宮島。
そんな宮島のおすすめ観光スポットや名物を解説しつつ、観光に最適な宿泊施設をご紹介します。
広島県宮島とは
広島県宮島。それは人々と神様が共に生きる島。
宮島と言えばやはり世界遺産である厳島神社が有名です。名前でピンとこなくても、水の上に建てられた鳥居の写真を一度は見たことがあるはずです。
宮島にはこの厳島神社だけでなく、ほかにも様々な魅力的な観光スポットがあります。
今回は観光で宮島に行った際、絶対に見て回るべきおすすめスポットや、宿泊施設などを紹介していきます。
おすすめスポットへの所感もあるので、参考にしてください。
ちなみに3月に観光したときのお話です。
時期によっては桜や紅葉も綺麗だったりと私が見た宮島とは違う宮島もあることでしょう。
アクセス
〒739-0588 広島県廿日市市宮島町
宮島の観光スポット
厳島神社
宮島の観光スポットと言えば「厳島神社」です。推古天皇の元年(593年)に建立されたと言われていますから、およそ1400年以上の歴史があることになります。
水の上に立っているイメージの強い神社ですが、土地に常に水が張っているわけではなく、潮の満ち引きによって景観が変化します。
おすすめは潮が満ちている時期に行くこと。
その神秘的な風景は、一生に一度は現地で見るべきですね。
変わった立地条件も厳島神社の魅力の一つではありますが、寝殿造りの粋を極めた建築物としての美も見どころです。
宮島に渡るにはフェリーに乗ります
JR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船があります。
私はJR西日本宮島フェリーに乗りましたが違いとしてはルートがあるようです。
大鳥居便と言って大鳥居に最接近されます。
宮島口発限定9時10分から16時10分までの定期便では、大鳥居沖の近くを通過する「大鳥居便」を毎日運航しています。
海上から見る大鳥居は一見の価値があります。特別な料金も必要ありません。
※天候、高潮等で大鳥居便が実施できない場合もあります。
2社のフェリーで似たような料金ならば、ぜひ大鳥居便に乗りたいですよね。
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恋人の聖地・弥山
厳島神社に次いで、宮島のおすすめできる観光スポットは「弥山」です。
弥山は宮島の中央にある山で、頂上の展望台から宮島を一望できるスポットでもあります。
古くから信仰の対象にもなっている山で、初代・第5代・第7代・第10代内閣総理大臣を務めた伊藤博文から「日本三景の一の真価は頂上の眺めにあり」と讃えられるほどの山です。
ちなみに名前の読み方は「みせん」で、元々は御山(おやま・みやま)と呼ばれていたものが、次第にみせんという呼び方になり、弥山という名前になったのだとか。
弥山の山頂まで歩いて登ることも可能なのですが、それだと時間をかなり要してしまうため、ロープウェーで行くことをおすすめします(ちなみにわたしもロープウェーで行きました)。
パワースポットとしても知られていますが実は弥山、“恋人の聖地”としても注目されています!
みやじマリン
みやじマリンはその名の通り水族館です。宮島の「和」の雰囲気に合わせた「和風水族館」という一見変わった外観は一見の価値あり。
「ふれあい」を重視しており、海の生物を身近に感じることができ、なかには直接触れることができる生物もあります。
宮島の名物・グルメ
もみじ饅頭
宮島の名産品といえば代表的なものは「もみじ饅頭」
なかでも岩村もみじ屋というお店は、明治末期からの老舗であり、宮島でお土産に買われるもみじ饅頭のほとんどが、この岩村もみじ屋のものです。
色んな所でもみじ饅頭が作られていました!できたてのもみじ饅頭を食べることができますよ。
揚げもみじと言って、もみじ饅頭を揚げているだけですがアツアツでまるで天ぷらでした。私は特にチーズがお気に入りです!
食べ歩きをしたいところですが、マナー良く店舗敷地内で食べましょう。
牡蠣
宮島といえば牡蠣も忘れてはなりません。牡蠣を使ったお土産のなかでも特に人気なのは「牡蠣屋」という牡蠣料理専門店の「牡蠣屋のオイル漬け」。
牡蠣屋はミシュランガイド広島にも掲載された経歴のあるお店で、使用されている牡蠣は宮島の沖合で捕れたもの。
それをオイスターソースを使ってオーブンで焼き上げ、オイル漬けした1品。ご飯のお供にも最適で、残り汁もパスタの調理に使えます。
焼き牡蠣も
こんな感じで焼かれている焼きたて牡蠣を食べられます!いくつかの調味料も自由に使えますよ。
アツアツで美味しい!
あなごめし弁当
駅弁マニアに有名なのが「あなごめし弁当」。これは宮島駅が開通した際に、老舗料理店が駅弁としてあなごめしを売り出したところ、それが広がり名物として有名になりました。
特に有名なのが「あなごめしうえの」
ここは島内ではなく宮島口にあります。
もちろん島内にも販売している他の店舗がありますよ!
うえののあなごめし
その他グルメ
宮島での有名な名物を紹介しましたが、その他たくさん美味しいものがあります!
天ぷらや(にぎり天)あなご饅頭にメロンパンなどなど・・・
私も食べ過ぎて、何を食べたやら分からなくなってます。。
宮島観光ツアーについて
国内有数の観光スポットなだけあって、宮島はツアーも充実しています。私は気ままに散策するのが好きなので個人でまわりましたが、ツアーは観光地のツボや名所を抑えてくれるので、悪い選択肢ではないと思います。
宮島へのツアーは、【JTB】国内ツアーなどから日帰り、あるいは一泊二日・二泊三日のスケジュール組みで、一年を通して実施されています。
居住地域にもよりますが、現地集合なら相場は
日帰り:5000円~10000円
一泊二日:16000円から28000円
二泊三日:32000円から45000円
ぐらいではないでしょうか。JTBに比べHISは料金が基本割高ですが、その分食事などは充実していたり、宿のグレードが高かったりします。ツアー内容をよく確認しましょう。
【JTB】国内ツアーはこちらから
おすすめの周辺宿泊施設
おすすめスポット周辺にある宿泊施設をご紹介します。
基本的には、宮島一番の観光スポットである厳島神社周辺に宿が集中しています。
宮島の中心には弥山があり、自然の景観も豊かです。海も近いため、外の景色を楽しめる宿が多いのも宮島の特徴の1つでしょう。
リブマックスリゾート安芸宮島
まずご紹介するのが「リブマックスリゾート安芸宮島」。
この宿泊施設を特徴付けるのは、和洋の内装と厳島神社の大鳥居を一望できる展望風呂です。
客室露天風呂も完備。スイートルームは和モダンをテーマにした落ち着いた色合いの一室。
子犬一匹であればペット連れも可。しかしバリアフリー化はあまり進んでおらず、歩行困難者には少々厳しい環境かもしれません。
価格はスイートルームが大人一人で税抜き価格12731円。ジュニアスイートは税抜き価格10648円。最安値はクラシック和室の税抜き価格7870円です。
駐車場は宮島口港駐車場、あるいは宮島ガーデン駐車場を利用することになるため、車で旅行の際は、旅館へ向かう前に駐車場の空きスペースの確認を怠らないでください。
どちらも有料で、価格は宮島ガーデンが1泊1000円。宮島口港駐車場が2泊2000円です。
※2018年現在情報
宮島グランドホテル有もと
続いて紹介するのは「宮島グランドホテル有もと」。
厳島神社に最も近い宿であり、春であれば宮島桜を楽しむこともできます。
ロビーでは夜に無料のコーヒーサービスが提供され、週末にはコンサートが開かれていたりもします。
外観と露天風呂は和風ですが、内装は洋風です。宴会場予約やカラオケ設備もあるため、大人数での利用にも適しています。
料理は宮島の特産品尽くし。宮島の恵みを堪能できることでしょう。
価格はお部屋の場所で異なり、最安値プランは大人1人で税抜き約2万円。高いお部屋だと税抜き約4万円です。
海を一望できる部屋もあるため、景色を楽しみたい方にもおすすめです。
駐車場をご利用の際は、あらかじめ旅館側に連絡しておきましょう。駐車場は宮島口港の有料駐車場か、旅館の無料駐車場を利用することになります。無料駐車場を利用する際はそのことも旅館側に連絡しておく必要があります。
※2018年現在情報
宮島 錦水館
最後にご紹介するのは「宮島 錦水館」です。
宮島錦水館は創業1912年という伝統ある温泉旅館であり、この宿泊施設最大の特徴は、宮島では数少ない自然の源泉を利用した温泉があること。
冷え性・打ち身・ねんざ・婦人病・肩こり・腰痛・神経痛・胃腸病といった効能のほか、肌の保湿効果も高い温泉です。
料理も広島・宮島の素材にこだわっています。地元の海の幸と山の幸をご堪能ください
駐車場をご利用の際は、宮島口の民間駐車場で駐車する必要がありますのでご注意を。
※2018年現在情報
クーポンや割引き情報
最大限に宮島を楽しむためにクーポンや割引き、体験ツアー情報を集めました。
宮島松大汽船の選べるお得なチケット
・例えば恋人の聖地ペア得チケットなど
HISのクーポン
・例えば【食事5%割引】宮島のお食事処 よさこい
クーポン取得には期限があります。
遊び・体験スポット
【◇カップルプラン◇】【お土産特典付き★】手軽に宮島を楽しむ!☆お得な30分☆人力車貸切プラン
まとめ
広島県宮島の観光名所と名物。おすすめの宿泊施設をご紹介しました。
綺麗な自然と世界遺産。美味しい食べ物を楽しめる宮島はとても魅力的な観光地でした。
おすすめの季節は宮島桜が咲く春先です。スケジュール上桜は見られませんでしたが、みなさんは綺麗な桜を眺めながらの観光をぜひお楽しみください。
わたしは、秋になったら宮島をもういちど観光したいと考えています。春は桜、そして秋には紅葉に染まった宮島を見ることができるからです。
弥山の頂上から眺める木々が紅葉する宮島。まさに絶景が広がっていることでしょう。